タイ内閣は2026年5月19日、同国の査証免除制度の大幅な見直しを承認しました。この決定により、対象となる大多数の国籍者の標準的な査証なし滞在期間が60日間から30日間に短縮され、免除リストとVisa on Arrivalの制度も再編されます。政府は、長期滞在の不法就労・商業目的への悪用や国際犯罪が変更の理由であると説明しています。
内閣が承認した内容
- •54カ国・地域への30日間査証免除:対象となる54カ国・地域からの観光客は、現行の60日間に代わり、入国時に30日間の滞在が認められます。
- •3カ国への新たな15日間査証免除:モルディブ、セーシェル、モーリシャスが15日間の短期査証免除対象国として新たに追加されます。
- •Visa on Arrivalが4カ国に縮小:Visa on Arrival(到着時査証)の対象国が31カ国からインド、セルビア、ベラルーシ、アゼルバイジャンの4カ国のみに縮小されます。
いつから施行されるのか?
新規則はRoyal Gazette(官報)に掲載されてから15日後に発効します。2026年6月10日時点では、この措置はRoyal Gazetteにまだ掲載されていないため、施行されていません。掲載と15日間のカウントダウンが完了するまで、93カ国を対象に60日間の滞在を認める現行の査証免除規則は法的に有効です。本日タイに入国する旅行者は、引き続き現行の60日間の制度に基づいて処理されます。
旅行者が今すべきこと
- •60日間滞在を前提に予約済みの旅行:すでに旅行を予約しており、60日間の滞在を見込んでいた場合は、Royal Gazetteの掲載状況を注意深く確認してください。新措置が掲載され15日間のカウントダウンが完了するまでは、現行の60日間規則が引き続き適用されます。
- •30日間以上の滞在が必要な場合:変更が施行された後、30日間を超えて滞在したい旅行者は、地元の入国管理局で1,900 THBの費用で30日間の延長申請が可能です。
- •自国の現行ルールを確認する:現在の対象リストについては、最新のタイのビザ要件ページをご確認ください。
- •詳細な背景を読む:タイの60日間査証免除終了に関する解説記事では、経緯、対象となる国籍、各選択肢が旅程に与える影響を詳しく説明しています。
この政策変更はTDACの要件に影響しません。タイに入国するすべての旅行者は、滞在期間にかかわらず引き続きThailand Digital Arrival Card(タイデジタル入国カード)の申請が必要です。措置がRoyal Gazetteに掲載され、正式な開始日が確定次第、この記事を更新します。
